介護福祉士やヘルパーなどが逮捕されるのを見て思うこと

私自身少しだけヘルパーとして働いていたこともありますし、介護福祉士やヘルパーの友人や知人も多くいます。
よく利用者さんを殴っていたとかつねっていたという暴力的な事件や睡眠薬を飲ませていたなどという事件を見かけます。
それらの人を擁護するわけではありませんが、そういう報道では被害者の老人が何かしていなかったか等という事は一切報道されません。

介護の仕事をしていると結構体中傷だらけになります。なぜかというとよぼよぼの老人だと皆さんは思っているかもしれませんが、見た目に反して結構パワフルなのです。100キロ近い大柄の職員が投げ飛ばされたと言う事も見たことがあります。
ちなみにその投げ飛ばした理由は、風呂に入りたくなかったからです。その老人はほっておくとお風呂が大嫌いで1ヶ月位余裕で風呂に入りません。しかも失禁をする上本人は気が付かず、更におむつ交換も嫌がるのです。
流石に困るので職員数名で週に一回お風呂に入れるのですが、もちろん暴れます。足が不自由なはずなのに立ち上がるは蹴るはひっかくは…。
足が不自由なのが嘘なのではないかという暴れっぷりです。もちろん嘘ではなく本当に動けないわけですが火事場の馬鹿力というのは本当に凄いものです。
他にも長い髪の女の人を見ると手当たり次第に髪の毛を引っ張って痛いと叫ぶのをみて楽しむ人などもいます。
多くの人は普通の方でおとなしくしているのですがそういう方も中にはいるのです。

捕まっているニュースを見ると介護職員としては非常にやりきれない思いになります。
もちろん、暴力はいけませんし、老人は大切にしなければならないので、逮捕されたこと事態は当たり前です。
ただ、介護の現場では介護職員が捕まる以上に介護職員が暴力を受けているという現実をテレビでしっかり紹介して欲しいと思ってしまいます。

老人は色々な事を知っていますし、認知症になっても可愛いおじいさんやおばあさんもいっぱい居てやりがいのある仕事です。
しかし、そういった老人からの暴力で辞める人も多いのも現実なのです。